HEIDENHAINサービス部門からのヒントとコツ

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ここでは日々の作業を手早く改善するための情報をご紹介しています。

シームレスな置き換え:最適な後継モデルがいつでも利用可能

実績のある製品には当然、利点があり、その特性はよく知られており、取付けには決まった手順があります。そのため、取付けや調整が非常に簡単であるなどの利点があります。しかし、当然のことながら、テクノロジーの進歩により、ある時点で新しい製品が市場に投入されます。HEIDENHAINでは、実績のある製品から革新的な後継モデルへの移行が、突然中断されるのではなく、スムーズに行われるようにすることに特に重点を置いています。そのため、新しい製品は常に、未来を念頭に置いて開発されています。

また、HEIDENHAINは、製品の廃番についても時間を掛けてじっくりと検討し、常に将来に向けた計画を立てています。結局のところ、この決定は広範囲に影響を与える可能性があります。

  • 廃番になった装置を製品に設置しているお客様には、代替品を提供する必要があります
  • すでに稼働している機械やシステムの場合、保守が必要になった場合に、代替の装置を長期間にわたって利用できるようにする必要があります
  • どちらのケースでも、当然ながら、後継モデルを使用するには、機械やシステムへの設計の変更はできるだけ少なくする必要があります

例えば、2018年末で交換ユニットの販売が終了したLC 1x3とLC 4x3は、LC 1x5とLC 4x5にシームレスに置き換えられました。新しいエンコーダは完全に取付け互換性があり、先行モデルと同じ穴パターンを使用しているので取付けが可能です。LC 4x5リニアエンコーダでは、圧縮空気接続口のみが走査ユニットの反対側に移動しました。しかし、アダプタを使用すると、圧力チューブの接続を元の方向に回転させることができます。

当社のヘルプラインとお客様の地域のHEIDENHAINサービス担当者が、HEIDENHAIN製品の交換に関するすべての質問にお答えします。