LIF 400 Vシリーズ

真空用アブソリュートリニアエンコーダ

  • 最長1640 mmの高精度直線軸用
  • 推奨分解能 2 nm以下
  • リミットスイッチとホーミングトラックを利用した位置検出が可能
  • インターフェース:1 VPP、TTL
  • プリント基板、接着剤、コーティング剤を真空対応にしアウトガス量を低減
  • 通気孔により排気時間を短縮
  • 高ベーキング温度が可能な耐熱性
  • 非強磁性材料を採用することで高いプロセス信頼性を実現
  • 包装前のベーキングにより優れた清浄度を実現

取付けが簡単

通常、信号周期が小さい場合、走査ヘッドとスケール間の取付け公差は非常に小さくなります。HEIDENHAINのオープンタイプリニアエンコーダは、出力信号にほとんど影響をおよぼさない、大きな取付け公差が特長であるため取付けが簡単です。

高精度走査方式

リニアエンコーダLIF 400Vは、位相格子目盛を干渉走査方式を使用して測定することにより、高分解能で高精度の測定が可能なエンコーダです。また、走査ヘッドの発熱が少ないため、温度が原因で発生する誤差を防ぐことができます。

安定した高い信号品質

HEIDENHAINが開発した信号処理ASICであるHSP 1.0は、汚れによって信号振幅が減少した場合に、ノイズ成分を考慮しながらLED電流を増加するため安定して品質の高い走査信号を出力できます。

原点復帰時間を短縮

ホーミング機能により、原点復帰時間を短縮できるため、ストロークの長い軸に役立ちます。さらにリミットスイッチにより、ストローク限界の検出が可能なため、他の検出センサを追加する必要もありません。

高真空用途向け

真空用エンコーダは、エレクトロニクス、薄膜形成、新素材開発、バイオ、医療、そしてハイテク実験装置など、最先端の研究や生産プロセスの多くで重要な役割を果たします。

多様な用途に使用可能

真空用リニアエンコーダLIF 400Vは、機能が豊富なため多様な用途に使用することができます。また、高集積化のおかげで軽量でコンパクトな形状が特長のエンコーダです。

製品バリエーション

オープンタイプリニアエンコーダはスケール本体走査ヘッドで構成されています。2つの構成部品はリストからお選びください。サポートをご希望の方は、弊社営業部に電話またはメールでお問い合わせいただくか、お問い合わせフォームをご利用ください。

目盛本体

走査ヘッド