LIP 6000シリーズ

オープンタイプリニアエンコーダLIP 6000は 干渉走査方式を使用しています。スケール本体は位相格子付ガラスセラミックまたはガラスです。そのため超高分解能と超高精度を誇ります。

HEIDENHAINの信号処理ASIC HSP 1.0により、常に高品質の走査信号が出力可能です。 ASICは汚れのある状態でも最適な信号波形を維持します。ノイズも 均一に低く 抑えられています。

信号周期が小さい場合、走査ヘッドとスケール間の取付け公差は非常に狭くなります。HEIDENHAINのオープンタイプリニアエンコーダは取付けを簡単にするために 取付け公差が大きく、 出力信号にほとんど影響をおよぼしません。

高集積化により、エンコーダは非常にコンパクトかつ軽量です。多様な取付方法に対応しているため、さまざまな用途で使用されています。接着テープまたは取付けクランプによりスケール本体を固定します。走査ヘッドのケーブル引出し方向は左側もしくは右側を選択可能です。

ホーミング機能を搭載しているため、 迅速な位置検出と 原点復帰が可能です。 これはストロークの長い軸では 特に役立ちます。リミット機能は、他のセンサを追加しないで リミット位置の検出が可能です。 

LIP 6071のコネクタに搭載した3色LEDは 走査信号や原点信号の情報を即座に入手するため、 いつでも迅速な機能確認と信頼性の高い評価が可能です。 他の機器は不要です。