診断・検査機器：2つの装置でさまざまな可能性

HEIDENHAIN製エンコーダは、調整、監視、診断に必要な全ての情報を出力します。HEIDENHAINの診断・検査機器は、エンコーダの分析だけでなく、この情報を表示および評価にも実用的なオプションです。PWT 100は機能確認や調整用に作られた機器であり、PWM 21は、HEIDENHAIN製インリメンタルエンコーダおよびアブソリュートエンコーダの診断と検査用の検査機器です。どちらの装置も、結果の表示方法が非常に分かりやすいため、操作が簡単です。

PWT 100は、HEIDENHAIN製エンコーダの機能テストに、ポータブルに使用できるように設計されました。4.3インチタッチスクリーンを内蔵したコンパクトで堅牢な設計が特徴です。PWT 100は、PWT 10、PWT 17、PWT 18シリーズの後継機種ですが、ファームウェアのアップデートによって継続的に拡張され、大幅に優れた機能を備えています。

PWM 21は測定公差が特に小さく、校正が可能で、非常に幅広い機能を備えています。エンコーダの試運転や機能テストに使用されるだけでなく、クローズドループでの診断にも使用できます。PWM 21は、ATSソフトウェアと組み合わせて使用することで、完全な調整および検査が可能になります。その機能には、接続用対話画面、広範な位置表示、診断機能、取付けおよび検査ガイド、メモリ内容の表示と変更が含まれます。