オープンタイプ リニアエンコーダ
オープンタイプリニアエンコーダは高い精度が要求される機器向けに設計されています。 その主な用途は下記の通りです。
超高精度
オープンタイプリニアエンコーダLIPは、超高精度と高い繰り返し精度、そして超高分解能を特徴としています。OPTODUR位相格子目盛を干渉走査方式により測定します。
高精度
オープンタイプリニアエンコーダLIFは、SUPRADUR製法によって形成されたスケール本体を干渉走査方式により測定します。高精度と高い繰り返し精度を特徴としています。取付けも簡単です。また、リミットスイッチ機能とホーミング機能も利用できます。特別バージョンのLIF 481 Vは、最大10–5 Paまでの高真空度での使用が可能です。(別途、製品情報を参照ください)
高速制御および長尺測定
オープンタイプリニアエンコーダLIDAは、10 m/sまでの高速制御用として設計されており、用途により取付け方法を選択することができます。METALLUR目盛のスケールには用途に応じてスチールテープ、ガラス、ガラスセラミックを使用しています。リミットスイッチ機能も搭載しています。
2軸座標測定
2軸座標測定用エンコーダPPは、平面ガラスにTITANID製法(DIADUR製法を直交させる)によって形成された位相格子を干渉走査方式により測定します。そのため、同時に平面2軸の位置検出が可能です。
高真空および超高真空アプリケーション用
ハイデンハインの標準的なエンコーダは低、中真空度で使用することができます。高真空および超高真空での用途で使用するエンコーダは、真空のための特別な要件を満たす必要があります。設計と使用される部材は真空に適合させなければなりません。さらに詳しい情報は、技術情報 真空技術のためのリニアエンコーダ を参照してください。
以下のオープンタイプリニアエンコーダは、高真空および超高真空用に設計されています。
• 高真空: LIP 481 V および LIF 481 V
• 高真空: LIC 4113 V および LIC 4193 V
• 超高真空: LIP 481 U
ハイデンハインのオープンタイプリニアエンコーダは、超高精度の位置決めや精密な運動制御が必要な場面で使用されています。高精度への要求に長期間応えるべく、ハイデンハインは新しい信号処理ASIC HSP 1.0を開発しました。このビデオでは、新しい信号処理ASICがどのように走査信号の変動を調整し、汚れの影響を受ける前の状態に戻すかを説明しています。
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