TNC7 basicは、NCプログラミング、段取り、ワーク測定などの作業においてユーザーを最適にサポートします。画面をカスタマイズして必要な時に最適な情報と機能を表示できます。ダークモード機能により、照度の足りない場所でも操作性が向上します。
コンパクトで操作性に優れたTNC7 basicは、フルサイズキーボードや操作パネルと組み合わせて様々な機械に適合できます。高品質のコンポーネントを使用しているため、応答が速くスムーズなタッチ操作が可能で操作性に優れています。
モーション制御を最適化するADP(Advanced Dynamic Prediction)は、動的輪郭制御を事前に計算し、ジャークが滑らかになる加速度制限をもとにモーション制御を行います。点分布が変動しても理想的な面品位を実現できます。
TNC7 basicは使い慣れたHEIDENHAIN Klartextプログラミングに新しい機能を追加しています。これによりタッチスクリーン上で輪郭を作図した後、Klartextプログラムに変換し保存できます。過去に作成したプログラムも簡単に修正することができます。
高性能な機能が豊富にあるDynamic PrecisionとDynamic Efficiencyソフトウェアパッケージにより、加工効率と加工精度を高めることが可能です。高効率の加工方法、最適なモーション制御、優れたジャーク制御を適用することにより、理想的な部品加工を短時間で実現できる信頼性の高い方法です。
工作機械の損傷やダウンタイム発生を防止できる、動的衝突監視(DCM)は、全ての運転モードにおいて加工エリアを監視し、衝突事故の危険性を察知して機械の動作を停止します。コンポーネントを絞り込み監視することによって、スピンドルの摩耗や過負荷などを事前に検知し保護することもできます。
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グラフィカルプログラミング機能により、NCプログラミングが迅速かつ簡単です。ユーザーは直接タッチスクリーン上でワーク図面を見ながら作業することができます。CNC装置は、この図面をデータ容量を節約できるKlartextプログラムに変換します。これと反対の作業もできます。Klartextプログラムに加えられた変更を、ドラッグ&ドロップして、変更に関連する寸法のすべてを更新したワーク図面を作成することができます。
OCMにより、一定の切削条件で工具摩耗を少なくしながら信頼性の高い加工ができます。ユーザーが輪郭を定義するだけで、CNC装置が最適なトロコイド加工方法を自動計算するため、幅広い種類のワークに対応した効率性の優れたトロコイド加工が可能になり、工具摩耗を抑えながら生産性を向上することができます。
TNC7 basicでは、動的衝突監視(DCM)が大幅に進化しています。この新しいCNC装置のDCMは、工具と機械コンポーネントの衝突を防止するだけでなく、工具とワーク固定治具との衝突も防止します。ワーク固定治具の3Dモデルの他に、新しい衝突監視 v2ソフトウェアオプションが必要になるだけです。CNC装置は、プロービング工程を通じて対話形式で案内をすることで、加工テーブル上のワーク固定治具の位置調整ができます。インテリジェントなプロービングサイクルにより、迅速で信頼性の高い工程を実現します。ワークの段取り作業には、モデル支援セットアップ(MAS)がグラフィカルに6自由度のワーク位置調整をサポートします。
TNCコンポーネント監視は、工作機械メーカーが豊富な監視機能を確実に実装できるようにするための機能です。深刻な過負荷を防止するためのリアルタイム工程監視や、機械的な摩耗を予測するためのデータ収集機能があります。