ジャーナリストや編集者向けのプレスリリース・専門記事

HEIDENHAINは工作機械、エレクトロニクス、オートメーションといった基幹産業向けの製品を開発、製造、販売しています。
その他の製品分野や 業界についても、豊富なプレス情報を提供しています。
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HEIDENHAINの計測・品質保証向けバーチャル展示会: ハイエンドエンコーダの精度

HEIDENHAINとそのブランドであるAMO、ETEL、NUMERIK JENA、RSFは、計測・品質保証向けバーチャル展示会を5月に開催します。マイクロサイトやオンラインミーティング形式によるライブプレゼンテーションを通じて、営業およびプロダクトマネジメントチームが計測ソリューションに効率化をもたらす新しいエンコーダやその他モータおよびドライブ技術を紹介します。イノベーションと個別プレゼンテーションの予約に関する情報は、以下をご覧ください。 metrology.heidenhain.com.

TRANSFERABLE ACUURACY: エンコーダ精度をアプリケーション上で忠実に再現するHEIDENHAINの角度エンコーダモジュールMRP

HEIDENHAINの角度エンコーダモジュールMRP 8000は、高分解能測定技術と堅牢なベアリングを組み合わせた製品です。計測機械、レーザートラッカ、ウェハ搬送装置、放電加工機、微細加工機などのメーカーに最適なソリューションです。構成部品に関して十分に仕様設計を行っているため、高精度回転軸の設計は簡単です。

このモジュールの精度をアプリケーションで忠実に再現するため、HEIDENHAINにてすべての構成部品の組み立てと調整を完了しており、お客様は重要な組み立て工程が省略可能です。新しいMRP 8081は2個の走査ヘッドを搭載し、堅牢性を大幅に向上させています。このため、高い偏心荷重や振動、温度変動があってもエンコーダの指定された精度を達成することができます。

高度な計測技術: 高精度測定アームおよび測定ロボット向けHEIDENHAINの角度エンコーダモジュールMRSとRSFの組込み型角度エンコーダ

HEIDENHAINは非常にコンパクトで剛性の高いベアリングを必要とするアプリケーション向けに、新しい角度エンコーダモジュールMRSを発表します。角度エンコーダモジュールは速度と負荷荷重が中程度以下に最適化されています。測定アームや測定ロボットなどの高度な計測アプリケーション向けに特別に設計されており、優れた傾き剛性、高い最大偏心負荷荷重、最高クラスの繰り返し精度が特長です。

RSFは高度な計測のための汎用性の高いソリューションを紹介します。モジュール設計により、組込み型角度エンコーダMCR 15およびMSR 15の新しいスケールテープリングMBRは、アプリケーションに適合させるだけでなく、さまざまな方法で使用可能です。計測ソリューションに最適な高精度角度エンコーダのメリットを得ることができます。

高精度回転軸: HEIDENHAINの組込み型角度エンコーダERO 2000およびERP 1000による安定した高い信号品質

HEIDENHAINの組込み型角度エンコーダERO 2000は、加速度の大きい、高い動特性を要求するアプリケーションに最適です。これは低質量、低慣性モーメントのためです。より大きな軸向けに、HEIDENHAINは組込み型角度エンコーダERP 1000を用意しています。どちらの製品も、HEIDENHAINが開発した信号処理ASIC HSP 1.0により、安定した高い信号品質を実現します。ERO 2000およびERP 1000は、出力信号の品質にほとんど影響を与えない大きな取付け公差により、非常に簡単に取付けることができます。

ダイナミックな直線軸: 高分解能・高速制御のHEIDENHAINの新しいリニアエンコーダLIC 3000

アブソリュートオープンタイプリニアエンコーダLIC 4000シリーズおよびLIC 2000シリーズに、最高走査速度600 m/minと超高分解能10 nmを実現した新しいLIC 3000シリーズが加わりました。リニアエンコーダLIC 3000により、最大測定長10 mの直線軸において、非常に動的かつ高精度の位置測定が可能です。広い走査フィールドにより、LIC 3000の耐環境性は大変優れています。スケール本体上に不純物があっても、信号品質と測定信頼性への影響を最小限に抑えます。動的性能、長い測定長、そして堅牢なオープンタイプリニアエンコーダLIC 3000シリーズは、特に汎用性が高く、さらに多くのアプリケーションにLICシリーズの長所をもたらします。

計測・品質保証向けバーチャル展示会では、これらの見どころの他にも画期的なソリューションを数多く紹介しています。

  • HEIDENHAINのデュアルエンコーダKCI 120 Dplusはモータフィードバックと位置測定を1台のロータリエンコーダで実現し、可動性が高く動的なジョイントの不正確さを補正します。
  • NUMERIK JENAの超小型リニアエンコーダLIKgoおよびLIKselect、限られた設置スペースでの使用に最適です。高い精度要求も満たしています。
  • ETELのコアレスリニアモータILF+は、磁気トラックIWM+との組み合わせで、高速での安定性とゼロ磁気を必要とする要求が厳しい検査スキャンアプリケーションにに最適です。

デモ機やアプリケーションの実用例も紹介します。

  • 長さゲージACANTOと評価ユニットGAGE-CHEK 2000で構成したアプリケーションは、測定ステーションがいかに多機能でデジタルネットワーク化されたワークステーションになるかを紹介します。
  • HEIDENHAINは3種類のエンコーダを使用して、30 µsのサイクル時間で位置フィードバック、センサデータ、モニタリングデータをわずか4線のみで伝送するEnDat 3インターフェースのバスモードを実演します。ケーブル配線の削減、機能安全対応、幅広い診断機能が特長です。EnDat 3はシステムコストの削減や柔軟な構成も特長とし、将来のデジタル化の要求を満たしながら高いシステムインテグレーションを実現するために理想的なエンコーダインターフェースです。
  • 角度エンコーダモジュールSRP 5000は、HEIDENHAINの角度エンコーダモジュールMRPとETELのトルクモータを組み合わせた製品です。滑らかなモーション制御が可能です。コギングやラジアル振れによりベアリングの高いガイド精度を損なうことはありません。デモ機では、従来のベアリングとSRP 5000のシステム精度およびラジアルガイド精度の比較を行います。

HEIDENHAIN、 AMO、ETEL、NUMERIK JENA、RSFの計測・品質保証向けバーチャル展示会

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