新しい組込み型角度エンコーダERP 1000: 高精度角度計測アプリケーションの性能を向上

ERP 1000シリーズの登場により、HEIDENHAINの光学式組込み型角度エンコーダの製品ラインナップが広がります。ERP 1000シリーズは、高精度角度計測アプリケーションの精度だけでなく、堅牢性、取付けの柔軟さの点でも性能を向上します。

ERP 1000の詳細:

  • 高精度: ±0.9角度秒以内
  • 常時安定した測定値: 角度エンコーダで信号処理ASIC HSP 1.0を初めて採用
  • 優れた信号品質: 内挿精度±0.02角度秒以内、ポジションノイズ(RMS)0.002角度秒以内
  • 高動特性対応: 最高2600 rpmの高速性
  • 低質量: 走査ヘッド5 g、目盛ディスク57 g以下

このように組込み型角度エンコーダERP 1000は、定速制御や静止安定性を重要視するアプリケーションに最適です。

以下特徴により、お客様独自のアプリケーションにも柔軟に対応できます。

  • 種類の豊富さ: 目盛ディスクには直径57 mm、75 mm、109 mm、151 mmのサイズがあり、各サイズに全周測定用と部分角測定用を用意
  • 取付けが簡単: ヘッドとディスクの組み合わせが柔軟、取付け公差が大きく、自動信号調整も可能
  • 接続方法の豊富さ: ケーブル方向やコネクタなどの選択数が豊富
  • コンパクト形状: 走査ヘッド 長さ 26 mm x 幅 12.7 mm x 高さ 6.8 mm、目盛ディスクと組み合わせたときの最大高さ 10.2 mm